


都度の被災地のニーズに合わせて、ボランティアを派遣
震災直後、まず大量のヘドロやがれきの撤去が必要であり、多くの労働力が必要とされていた。これが2年目になるとがれき処理からニーズが代わり、コミュニティ支援や生活再建の一助になるような支援が求められた。
復旧・復興のフェーズが変化すると、被災地のニーズが変わる。Gakuvoは、そのタイミングタイミングに合わせて定期的に学生ボランティアを派遣。地元住民と一緒にガレキ搬出や公園整備といった景観再生作業のほか、仮設住宅団地でのイベント手伝いやコミュニケーション活動に取り組んできた。また、支援において重要になるのが、必要としている人や場所を把握し、そこに人を送り出すコーディネート。Gakuvoはその仲介としての機能も果たしてきた。
ボランティア参加者の当事者意識を育て、継続的な復興人材へ
震災の風化やボランティアの減少が指摘されるなか、九州から北海道、あるいは海外からの留学生までと幅広く学生ボランティアを募っていることで、参加者の当事者意識を促しつつ、継続的な復興の支え手になる人材を育てることにもつながっている。
●活動実績
事業期間:2012年4月1日~2014年3月31日
派遣回数:59回(派遣先別に積算)
現地活動日数:155日(派遣先別に積算)
派遣場所:宮城県石巻市、気仙沼市、亘理町
派遣人数:学生 延べ503名(派遣回毎の人数を積算)
●寄附金の募集実績
2012年3月30日 1,000,000円
2012年4月16日 10,000,000円
2012年5月30日 500,000円
2012年6月29日 270,600円
2012年10月5日 2,500,000円
2012年11月16日 258,750円
2012年12月19日 300,000円
7件 計14,829,350円
●寄附金の支出実績
2012年8月31日 11,770,600円
2013年3月31日 2,073,364円
2014年1月31日 985,386円
3件 計14,829,350円
<費用内訳> | 単位:円 |
旅費交通費 | 8,145,929 |
通信運搬費 | 13,170 |
賃借料 | 3,540,000 |
水道光熱費 | 879,265 |
消耗品費 | 462,237 |
現地コーディネート人件費 | 1,680,000 |
会議費 | 20,743 |
雑費 | 88,006 |
合計 | 14,829,350 |
プロジェクトデータ
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- 事業名
- 学生ボランティア派遣関連事業(被者支援寄附金)
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- 実施団体
- 特定非営利活動法人日本学生ボランティアセンター(Gakuvo)
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- 活動実績
- 派遣回数:59回(派遣先別に積算)
現地活動日数:155日(派遣先別に積算)
派遣人数:学生 延べ503名(派遣回毎の人数を積算)
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- 期間
- 2012年4月1日~2014年3月31日
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- 場所
- 宮城県石巻市、気仙沼市、亘理町
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- 拠出総額
- 1482万9350円